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「茶屋町レディースクリニック」ドクターからのメッセージです。

ドクターからのメッセージ
ドクターからのメッセージ
茶屋町レディースクリニック
理事長 出田 和久(いでた かずひさ)先生

女性の人生プランを含めた治療方法を

ファッションビルや商業ビル、ホテルなどが建ち並ぶ大阪を代表する繁華街の一つ"キタ"。阪急電鉄のターミナル、梅田駅から徒歩1分の場所にある「茶屋町レディースクリニック」には、仕事帰りのOLさんたちも多く来院します。ビルに精通したスタッフが揃う「ビル外来」も擁し、生理痛の悩みをはじめ女性特有の心身のトラブルを全面的にサポート。理事長であり医学博士の出田和久先生にお話を伺いしました。

増える生理痛での来院者

出田先生

エレベーターの扉が開くとクリニックのエントランス。心地よい音楽が流れる広々とした待合室に、毎週変わるというフラワーアレンジメント。若い女性の患者さんが多く、スタッフに同年代の方が多いことも目を引きます。「20代の初めから26、7歳をピークに35歳くらいまでの、出産経験のない患者さんが多いですね。強い生理痛で来院する方は確かに増えました。それまでは生理の時の痛みは当たり前とあきらめていたけれど、インターネットや出版物で、強い生理痛は婦人科を受診したほうがいいというインフォメーションがずいぶん増えたからでしょう。どんな理由で来院されても、生理痛の有無や度合いは必ず聞きます。強い場合は内診に痛みを伴うこともあり、こちらも注意しなければいけませんから」
生理痛を訴える患者さんは、子宮内膜症を念頭において診察していくそうです。子宮内膜症と診断されるのは軽度重度あわせて8人に1人の割合。子宮内膜症が増えているのは、出産年齢が遅くなっていることも原因の一つと出田先生。「子宮内膜症は、生理のたびに症状がひどくなる病気なので、出産によってある程度よくなります。昔は20代前半で1回目の妊娠・出産、つまり無意識のうちに治療をし、その後も2回、3回とあまり間を空けずに妊娠・出産というのが普通でした。今は、初産が28〜35歳くらいと遅くなり、出産回数も少なくなっています。それまでの間、子宮は、ずっと女性ホルモンにさらされているというわけです。そんな社会現象も子宮内膜症が増える背景にあります」

カーテンで遮らない『対面式』の内診台

パリのリゾートホテル風の待合室

初診の場合は問診票を書き、メディカルコンシェルジュがさらに詳しい聞き取りを行います。メディカルコンシェルジュとは、女性独特の体の仕組みや、それに伴う心身のトラブルなど幅広い知識を持った頼もしい存在。心配なこと、気になることなどを気軽に話すことができます。その後、医師の診察、必要に応じて内診が行われます。内診台は『対面式』といわれるもので、患者さんと医師を仕切るカーテンがありません。「内診台にカーテンがあるのは世界的に見ても日本と韓国だけです。当院で婦人科デビューする人がかなり多く、最初にカーテンのない内診台を経験すると、逆にカーテンで遮られるほうが、違和感があるようです。むしろ超音波検査など画像を見ながら説明できますし、私たちも患者さんの顔を見て痛みの反応などを知ることができます。『対面式』の内診台が婦人科の敷居を低くすることに貢献していると思っています」
パンツやタイトスカートでの来院者はオリジナルの巻きスカートに着替えて内診台へ。その他にも患者さんに妊婦さんがおられないこと(妊婦さんの診察を行っていない)や、同世代の患者さんが多く、自分だけではないという安心感、同年代のスタッフへの親近感など来院しやすい雰囲気作りが感じられます。

低用量ピルは子宮内膜症治療の第一歩

出田先生、萬代先生(前列右から2番目)とスタッフの皆さん
受付スタッフの皆さん

「軽い子宮内膜症で、妊娠を希望しているなら妊娠をおすすめします。しかし今すぐ希望していなくても、将来の出産にそなえて、一応、不妊のことも考えつつ早め早めに治療しておいたほうが良いですよと説明しています。治療方法は、初期段階で手術も不要な方は低用量ピルが選択肢の上位にきますね。治療効果だけでなく、生理前のイライラがなくなる、ニキビも出にくくなるなどプラスの副効果のお話もします。低用量ピルは子宮内膜症治療の第一歩だと考えています」
ピル=避妊薬というイメージが強く治療薬といわれてもピンとこないのではとお聞きすると、意外な答えが返ってきました。
「もちろんきちんと説明はします。でも最近の患者さんの大きな特徴ですが、インターネットなどで手軽に調べられますから、低用量ピルが生理痛に効くという情報がたくさん掲載されていて、すでにある程度の知識はもっているようです。それで、一度服用してみようと思うのですがと、来院される方も多いですよ。若い人たちのピルへの感覚が変わってきていることを実感します」
実際にピルを飲み始めると、不正出血などのマイナートラブルがあり、それによってドロップアウトしてしまうケースもあります。「ピルについてあいまいな知識のまま飲み始める人ほどドロップアウトが多いようですね。マイナートラブルについてはパンフレットや本にいろいろ書かれています。あってもほとんどが一時的で軽い症状。なにかあればとにかく電話してきてくださいと伝えますし、ピル外来のスタッフが症状を聞いてきちんと対処しています」
ピルは1日1回、きちんと飲まなければなりません。それが面倒だという人や、そのことがストレスになるくらいなら飲まない方がいいと語る出田先生。でも毎日コンタクトをつける人ならそのそばに置いておく、お化粧をする場所に置くことでうっかり忘れも少なくなります。そんなちょっとした工夫も経験豊かなスタッフたちが提供しています。

「子宮内膜症をはじめ婦人科疾患は、一人ひとりの症状に加え、結婚、出産、仕事などの人生プランも含めて治療法を考えていくことが大切です。患者さんが自分の体、病気を理解した上で将来的なケースも想定し、どういう道を選ぶのか。そのための最善の選択肢や情報を提供していくのが私たちの役割だと思います」
治療を通して、幅広く長期的な視点で一人ひとりの女性の人生をサポートする。茶屋町レディースクリニックの真摯な姿勢が伝わってくる出田先生のお話でした。

茶屋町レディースクリニック

茶屋町レディースクリニック

婦人科、レディースドック(婦人科検診)に加え、ピル専門スタッフ(看護師)によるカウンセリング、処方を行うピル外来も設けている。会社帰りのOLのために6時以降は医師数を増やして待ち時間を短縮するなど、患者さんの立場に立った相談しやすい専門クリニックを目指している。

住所 大阪府大阪市北区茶屋町2-19 JPR茶屋町ビル(ZARA)4F
電話 婦人科:06-6359-7771 ピル科:06-6359-7787
診療内容・受付時間など

詳しくはコチラ

URL http://www.chayamachi.net/
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