ドクターからのメッセージ ドクターからのメッセージ

あさひクリニック
泌尿器科・産婦人科・内科 
西口 園惠(にしぐち そのえ)先生

Profile
勤務医だった父親の背中を見て育ち、医学の道へ。香川医科大学卒業後、岡山大学産婦人科に勤務。その後、香川県立中央病院産婦人科および女性外来で経験を重ねました。還暦を過ぎて独立した父親が開院した「あさひクリニック」(院名は、ご実家の苗字「朝日」から)を、同じ泌尿器科医だったご主人が継ぎ、現在に至っています。

幼い頃からその仕事ぶりを見てきた父親も、学生時代からお付き合いのあるご主人も泌尿器科の医師。それに対して、西口先生が産婦人科を選んだのは「神秘性に関わりたいと思った」から。「医者はトラブルがあった時に患者さんと関わる仕事。ですが、産婦人科だけは違います。結婚・出産・更年期など考えることはたくさんあります。患者さん一人ひとりの人生計画のサポートをしたくて」と、選んだ道。その道半ばの西口先生の、患者さんへの寄り添い方をご紹介します。

「よく来てくださった」という気持ちから、いつも笑顔で

口コミからWEBサイトへ。西口先生の笑顔の写真を見て、勇気を出してクリニックへ問い合わせをする人が多いといいます。20~30代を中心に、来院の理由は生理痛・生理不順をはじめ、感染症や子宮内膜症など。どうしても“痛いのはいつものこと”“恥ずかしいから”という思いから行きにくいのが産婦人科。

「しんどくなっても我慢して、たまたま市町村の検診で病気が発覚することも少なくありません」

と、西口先生。だからこそ、子宮内膜症の早期診断目的も兼ねて

「できるだけ全員に超音波を受けてもらっています」

と。そこには、

「来ていただいてよかった。よく来てくださった」

という真摯な想いがあるのです。そして、とことん話をして

「不安がどこにあるか、その不安の在り処を聞き出す」

姿勢を貫いてらっしゃいます。

診察までの間、お子様たちが遊びながら待てるキッズスペース
診察までの間、お子様たちが遊びながら待てるキッズスペースは、西口先生の発案。きっかけは、「孫の面倒を見ていて来られなかった」という患者さんの声でした。安全面を考慮しソフトな床になっています。

「保護者が同行される場合は、まずはお母様の不安を取り除くことから始めます。漠然と“怖い”と思われるピルに関しても、副作用はもちろん、メリット・デメリットを全部説明して、避妊と不妊の違いも詳しくお伝えします」

西口先生は、患者さんの気持ちを少しでも軽くできれば、と笑顔で接することをポリシーとされています。後ろ姿も笑って見送るという徹底ぶりです。

「来院2回目以降に、患者さんがにこっと笑ってくださる時が何よりうれしいですね。それは、お手伝いができた証拠だから。検診など久しぶりに病院に行く必要がある時に、私を思い出してくれるのもうれしい」

と、やわらかい笑顔でおっしゃるのは、幾度も感謝を向けられたことがあるからでしょう。また、些細なことでも、患者さんから違和感を聞き出してくれるスタッフの存在は欠かせません。たとえば、貧血で来院した40代の女性が、注射をしている時に「運転している時に一部分がキラキラしていて見えにくい」と訴えました。スタッフからその話を聞いた西口先生は、その足ですぐ別院の脳外科へ行くように指示。その女性は脳梗塞と診断されました。細かいことまで情報をスタッフと共有し、繋げていくのも西口先生の役割なのです。そうして、

「人助けができた瞬間が一番幸せですね」

と、魅力的な笑みを見せてくださいました。

診察に必要な検尿の提出もできるようになっているトイレ
診察に必要な検尿の提出もできるようになっているトイレ

20年経ってもお手伝いできることが、今の目標

西口先生曰く、

「ここ1年ほど、低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP製剤)を求める人も増えました。自費ではないし、保険も使えるので安心してもらっていいです。不安を抱える人もいらっしゃいますが……、そもそも、害にしかならないと分かっていてお出しする薬なぞありません」

と。女性特有の症状を改善するための効果が期待される低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP製剤)。クリニックでの処方数は、月300件を越えるといいます。

1日平均100人の患者さんが訪れる同クリニック
1日平均100人の患者さんが訪れる同クリニック。電話での問い合わせも多く、総勢約20名の 敏腕スタッフたちが昼休みでも当番制で「電話を抱えてごはんを食べてくれます」とのこと。

「来院は生理中で構いません。抵抗があるかもしれませんが、生理中は次の調整のチャンスだと考えてください」

というのも、心強い言葉。生理が軽いことを相談する人が実は妊娠していたり、尿が出にくいという悩みから子宮筋腫が見つかる場合も。どんな小さなことでも違和感を打ち明けて、親身なアドバイスに安心を得られるなら、ためらわず一度行ってみるべきではないでしょうか。経験則からの話はインターネットに載っていないからこそ、もっと上手に情報を手に入れてほしい。それが西口先生の願いです。

「病院は学校のようなもの。情報を引き出すために来てほしいですね」

人間の身体の中で、その役割が年齢によって変わる臓器は子宮だけと言っても過言ではありません。思春期は大人になるための女性ホルモンを作り、妊娠・出産のために働き、更年期には病気のリスクも大きくなっていきます。トラブルが多い臓器でもあるため、メンテナンスが肝心。それらを踏まえて、

「今来てくださっている患者さんたちとは、一緒に歳を取っていくことになりますね。女性の人生は長いもの。初経から更年期まで、婦人科の病気は増えていきます。だからこそ、若い方のこの先の人生を見据えて、長い目で見た診察・治療を行いたいと思っています」

開業以降、想いは膨らむばかり。実は西口先生は花粉症。あれこれ調べて花粉症の対処法には随分と詳しくなられたとのこと。花粉症に悩む患者さんに薬を処方したこともあり、

「その季節になると、花粉症の患者さんも増えるんですよ。花粉症の薬をもらうついでに検査に来ましたって人も少なくありません(笑)」

患者さんに寄り添い、ともに歳を重ねていくという西口先生のスタンスが、ここにも表れています。

魅力★発見

西口先生は、4児の母。ご主人の留学に随行した際、米国ピッツバーグで出産した経験もお持ちです。ご自身の子育てを振り返り、「周りのサポートがあったからこそ成り立っている」とおっしゃいます。「夜遅くまで仕事をしていると、子どものことが気になってしまいます。そんな時ついつい時間を気にして時計を見てしまいますよね。そんな自分の行動に自己嫌悪することもありました」。だからこそ、「お産はしないと決めたからこそ今やっていけています」と、どこかを切り捨てることの必要性を痛感されています。そんな実体験に基づいた適切なアドバイスこそ、患者さんの拠り所となっているのです。

あさひクリニック

入口すぐには受付があり、産婦人科がある向かって右側は女性専用フロアになっています。「こちら側は、たとえ院長であっても、男性は立ち入り禁止です(笑)」とのこと。恥ずかしさから来院を躊躇する女性たちへの配慮が、院内にはそこかしこに見られます。また分娩は行っていないため、落ち着いた雰囲気の中で相談できるのも特徴です。「病院は重い病気になってから来るところだと思ってほしくない」というモットーから、気軽に来院できる環境づくりが最大の魅力。
同クリニックについて、詳しくはHPで。

あさひクリニック
住所
〒760-0076
香川県高松市観光町538-2
電話
087-831-0280
診療内容・
受付時間など
詳しくはこちら
URL
http://www.asahi-cl.jp/

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