ドクターからのメッセージ ドクターからのメッセージ

松崎産婦人科クリニック
院長 松崎 昇(まつざき のぼる)先生

Profile
千葉県出身。大阪大学医学部卒業後、ハーバード大学に留学。病理学教室で免疫学を学んで帰国。大阪大学病院を経て、市立池田病院産婦人科で主任部長を務めた後、2004年開業。池田市医師会の理事、池田・箕面市産婦人科医会会長を務める。弦楽器が趣味で、それが縁となって奥様とご結婚。休日はクラシック好きな二人で演奏会に行ったり、ゴルフに興じてらっしゃいます。

阪急宝塚本線の池田駅より直結したビルの好立地で、各専門施設と密接な連携を取りながら、月経異常や性感染症の治療・予防指導、子宮内膜症、不妊相談、がん検診、更年期障害など産婦人科における女性にかかわる様々な疾患を診療しています。池田市はインテリジェンスが高い女性が多く住む土地ゆえに、患者さんは冷静かつ理性的な説明を求める傾向が見られるのだとか。そのため、松崎先生はきっちりと説得力のあるデータやガイドラインを示しながら、納得できるまで丁寧な説明をしてくださいます。

痛みを我慢せず、まずは受診を

腹痛、腰痛、倦怠感、下痢……など、生理痛と一言に言っても、その症状は様々です。女性の67%が悩んでいるという生理痛を我慢する傾向はまだまだ強く、些細な症状であれば気の持ちようで済まされてしまうことも少なくありません。

「生理痛はストレスや冷えなどから悪化することもあり、いらいらする、怒りっぽくなるといった軽いものからうつまで、症状は様々です。生理痛は、いろんな病気が内在していて出てくるもの。今は良い薬もたくさんあるため、治療も各人に合うものを選べます。生理痛は閉経するまで長期間持続するものなので、忍耐強く、辛抱強く、長い目で付き合っていくことが求められるのです。ストレスや冷え、子宮口が狭いといった理由の場合には鎮痛剤でコントロールが可能ですが、子宮内膜症の場合は鎮痛剤では抑え切れない強い痛みが出ることもあります。痛みが強いから深刻な問題があると一概には言えませんが、早めの診療が大切です。放置することで妊娠ができなくなることも視野に入れておく必要がありますね。子宮は、替わりが効かない大切な臓器。危機感を持って、その大切さを認識してほしいですね。そうして治療に参画してもらうようにサポートすることも意識しています。また、不安から何度も電話してこられる患者さんもいるので、エビデンス(科学的根拠)や情報をしっかりと提示し、安心してもらうことも肝心でしょう。過去にも、半年後に診察に来るように言ったものの二年経ってから来院した女性の子宮内膜症の『チョコレートのう胞』が癌化していたという症例もあります」

明るく開放的な待合空間
明るく開放的な待合空間。クリニックの内装に関しては、「女性が居心地のいいように」奥様に一任されているのだそう。

助言を参考に、決めるのは自分で

生理痛を軽く見るのは感心できないと松崎先生は指摘されます。

「未婚ならなおさら、不妊症との関係にももう少し真剣になって欲しい。痛みを改善するため、まずは内診を行います。痛みの程度を確認し、刺されるような痛みから我慢できる痛みへとなるよう薬を処方し、後日、同じところを内診して、痛みの経過や度合いを確認することが大事なのです。漠然とした『痛み』ではなく、痛みの源が子宮の前後面なのか側面なのか、場所も特定してその痛みを覚えてもらいます。その際、痛みを数字化して判断・認識することも重要ですね。一時でも痛みが和らぐとつい治療を怠りがちですから、継続する治療を可能にするためにも、効果を本人に自覚してもらうよう指導しています。そもそも、生理痛に関しては根治療法ではありません。低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬(LEP製剤)や避妊用ピルの服用については、服用を止めると前の状態に戻ってしまう可能性があります。将来的に妊娠を考えている患者さんであれば、赤ちゃんが欲しい時期まで飲むように指示しています。実際、服薬初期にはムカムカする、息苦しいといういった訴えから、不正出血・頭痛・脚の痺れなどの症状まで、様々な副作用もあります。飲む時の注意点については専門看護師がきちんと説明します。
そして、まずは1シートをお試しで服用していただきます。効果や副作用を確認しながら慎重に経過を見守って処方していますよ。一度止めたいという申し出があれば、もちろん受け入れます。痛みがひどくなったら戻っておいで、と寛容に接するようにしています。それでしんどくなれば、また必ず来院されます。大切なのは、無理強いしないこと。決めるのは患者さん自身なのです」

納得せずに治療を続けることは困難です。患者さんと二人三脚で地道な治療を続けることをいとわない――それが、松崎先生の最大の魅力ではないでしょうか。

看護師・受付
看護師・受付ともに昼夜体制で対応。「雰囲気づくりを工夫し、しっかりとバックアップ、サポートをしてくれています」と、松崎先生も彼女たちをとても頼りにされています。

魅力★発見

「たくさんの赤ちゃんが妊娠・出産できる仕事が好きだった」から、産婦人科を選び、長年産婦人科医を続けている松崎先生。大病院を辞して、より患者さんと丁寧に向き合うことをクリニック運営の信条に。病気に関する情報の明示はもちろんのこと、不安を取り除き納得してもらえるよう、とことん寄り添い、「後ろから背中を押してあげる」治療を心がけていらっしゃいます。友人が(ピルを)飲んでいるから、と口コミで訪れる患者さんや、家族ぐるみでの治療も少なくない。午前中だけで50人来院というフル稼働も珍しくないため、キーワードをピックアップして伝えておくと診療がスムーズです。

松崎産婦人科クリニック

池田市の産婦人科医の高齢化が進む中、まだまだ現役の松崎先生を筆頭に、火曜は娘さん、土曜は息子さんが診察を手伝っています。各種の産婦人科疾患のうち精密検査や手術が必要な場合は、大阪大学付属病院や市立池田病院、豊中市民病院、日生病院、箕面市立病院、大阪府立母子医療センター、徐クリニック不妊センターなどと連携を取り、迅速かつ的確な対応が可能なため、安心して受診できます。最先端医療機関で治療を行ってきた経験を活かし、地域医療にも熱心に取り組まれています。
同クリニックについて、詳しくはHPで。

松崎産婦人科クリニック
住所
〒563-0055
大阪府池田市菅原町3-1 ステーションN 2階202号-2
電話
072-750-2025
診療内容・
受付時間など
詳しくはこちら
URL
http://www.matsuzaki-clinic.com/

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