生理のしくみ 生理のしくみ

監修:カレスサッポロ 時計台記念病院 女性総合診療センター
センター長 藤井美穂先生

よくある質問

生理痛と女性の病気について、みんなの疑問に医師が答えます。

『子宮内膜症』に関する質問

Q1. 子宮内膜症って、どんな病気ですか?
A. 本来子宮腔の内側の壁を覆っている子宮内膜細胞が、それ以外の場所で増殖し、生理のたびにその場所で出血を繰り返す病気です。
よく発生する場所は、卵巣、腹膜(お腹の内側を覆っている膜)、ダグラス窩(子宮と直腸の間)です。
子宮内膜症は閉経まで進行し続ける可能性がある慢性疾患であるため、適切な治療法を選んで上手く付き合うことが大切です。
Q2. 子宮内膜症って、10代や20代でもなるのですか?
A. 子宮内膜症は、10~40歳代と幅広い層にみられる病気です。
生理のある女性なら誰でもなる可能性があり、30歳前半が最も多いという調査結果もあります。
Q3. 出産すれば子宮内膜症は、治るのですか?
A. 妊娠により子宮内膜症の症状が良くなることもありますが、それは病気が治るということではありません。
妊娠と授乳により生理が止まり、病気の進行を防ぐことができます。
ただし、産後再び生理が始まると痛みが戻り、なかには悪化する人もいます。
Q4. 子宮内膜症の人は妊娠しにくいのでしょうか?
A. 不妊は子宮内膜症の方の半分くらいに起こるといわれています。
原因は、卵管が癒着して卵子が取り込めないなどの器質的な原因と、細胞から分泌されるタンパク質などによる原因があります。
妊娠するための対策は、1つは手術で子宮内膜病変を取り除くこと、もう1つは体外受精などの不妊治療を内膜症の治療を行わずに先行するということです。
これらの治療をしてもすぐに妊娠できるわけではありませんが、早めの治療開始をお勧めします。

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